フェルナンデス W-200FERNANDES

フェルナンデス社は1969年の創業で東京新宿区にあって、設立当初は斉藤楽器という社名で、クラシックギターを主力とした楽器製造と楽器卸売業を兼ねていました。フェルナンデス社の時代になると、ギター作家の長末春高氏が製作責任者となってクラシックギターのフェルナンデスGCシリーズやアコースティックギターを各種製作して主力商品に成長させました。
出品のギターは1970年代の製作のようで初期のフェルナンデス社ラベルのW-20です。およそ半世紀前に製作されたギターのため、厳選された良い材料を使っています。トップは杢目の詰まったスプルース、サイドとバックは柾目の美しいローズウッド、ネックは硬いマホガニー、指板は漆黒のローズウッド、ブリッジもローズウッドのようです。年月を経過した、スプルースとローズウッドの音響効果で小気味良いキレのあるアコースティックサウンドが響きます。
経年によるキズや打痕があり、前のオーナーが塗装修繕したのをそのまま使っていました。また、試奏用の弦を張っていますのですぐに試奏していただけます。
ギター愛好家の皆さまには、今では珍しくなった初期のアコースティックギター、フェルナンデスW-20をどうぞよろしくお願いします。
全長：102.5センチ
弦長：64.2〜64.5センチ
弦高：約3.5ミリ 12フレット1弦
　　　約3.8ミリ 6弦
ナット幅：約4.2センチ
ボディ厚：約10.2〜11.6センチ
プチプチを巻いて段ボールで補強して梱包します。安全にお届けします